ジュビリーは世界の高級ブランドウォッチの販売・買取専門店です。

　世界屈指の名門ジュエラーである 「カルティエ」。　しかし、カルティエの ウォッチコレクション は決してジュエリーの片手間に製作されたものではありません。　19世紀に ナポレオン3世 の庇護の下、名声を確立していた カルティエ の経営に 「ルイ・カルテイエ」 が参画。　ルイには、当時はまだ 「軍用」 で懐中時計を腕に結び付けたような粗末なものしか存在しなかった 「腕時計」 を、王侯貴族にむけた 「ファッションアイテム」 として開発するという壮大な計画がありました。　1900年に入り、ルイは後に ジャガールクルト を創設する 「エドモント・ジャガー」 と出会い、ルイの計画は一気に現実へと前進しました。　ちょうどそのころ、飛行機に情熱を燃やす大富豪 「サントス・デュモン」 から 「飛行中にも使いやすい時計が欲しい」 という依頼があり、ルイが考えたイメージを エドモント が形にして、1904年にそれまでの懐中時計とは完全に一線を画す 「世界で初めての本格的腕時計」 が誕生しました。　これが今でも看板ラインとなっている 「サントス」 の原型です。 1906年には初の市販モデルとして 「トノー」 が誕生。　「サントス」 も1911年に市販化されています。　いわば、現在に繋がる市販腕時計の歴史の扉は ルイ・カルティエ が開いたと言えるでしょう。

　名門ジュエラーでありながらもデザイン性のみに固執することなく、実用性も高いエレガンスウォッチを今日も作り続ける「カルティエ」。 もはやこの事実は、ジュエラー・ウォッチに対して「やっぱり時計は時計メーカーでなければ・・」という偏見をお持ちのコアな時計通の方たちでも異論を唱える人はいないのではないでしょうか。
　その中でも、洗練されたラウンドケースが大きな特徴となっている「パシャ」は、カルティエウォッチの中でも、「タンク」や「サントス」と並ぶ基幹的なコレクションとなっています。
　数ある「パシャ・シリーズ」の中でも、2009年登場したこちらの 「ミスパシャ」 は、名前の通りレディースサイズのみの展開という、まさに女性のためだけに創られたコレクション。　パシャ コレクションの中では最小サイズですので 「パシャは好きだけど、ボーイズサイズは大きすぎて使いにくい…」と思われていた方に、ピッタリの1本ではないでしょうか。　また、パシャCと異なり、ムーブメントは「クォーツ(電池式)」ですので、機械式時計が苦手なかたでも気軽にお使いいただけると思います。

<<　Review　>>

　ムーブメントに関しては、2021年2月に当店提携修理工房の職人による 「動作チェック」 が行われておりますので、「精度」 「リューズ操作」 ともに大変良好なコンディションを保っており、当店からの「1年間の機械保証」も設けておりますので、中古品ではありますが、安心してお使い頂ける状態となっております。

　外観は、ガラスの10時位置に極小のスレがありますが目立つようなものではありません。その他ケース・ブレスレット・ベゼルの つや消し・つや有り部分ともに熟練の時計職人による 「仕上げ (研磨による傷取り)」 を行っておりますので、一見すると中古品とは思えないグッドコンディションとなっています。

　付属品は、【取扱説明書】がついております。ただし、【純正BOX】【国際保証書】 が欠品しております。

　中古市場でも非常に回転の早い人気モデルですので、今のうちにぜひコレクションに加えてくださいね。